一緒に働く仲間には、仕事でも、それぞれの暮らしでも、充実した毎日を送ってほしい。税理士を目指す挑戦も、できる仕事を増やしたいという思いも、僕は応援していきたいと思っています。
先日の研修で、職員の物心両面を良くしたいと改めて考えました。気持ちの充実も、生活の安心も、どちらも大切にしたい。その思いを、所長としてどう形にしていくか。今日は、そこをもう少し具体的に考えてみます。
「頑張って」と伝えることには、意味があると思います。応援している気持ちは、言葉にしないと伝わらないこともあります。ただ、言ったあとの僕の行動も、それと同じくらい大事なのだと思います。
たとえば、学びたい気持ちはあっても、仕事とどう両立すればいいか迷っているとしたら。必要なのは、もう一度励ますことより、一緒に予定を見ながら考える時間かもしれません。これは誰かの具体的な事情ではなく、これから僕が考えていきたい支え方の一つです。
まずは、話を聞く時間をつくりたいです。何を目指しているのか。今、どこが難しいのか。僕に手伝えることはあるのか。こちらで答えを決めてから聞くのではなく、本人の考えを知るところから始めたいと思います。
僕が良いと思う応援と、本人が求める応援が、同じとは限りません。資格を目指す人もいれば、目の前の仕事をもっと深く理解したい人もいるはずです。全員に同じ目標を当てはめず、それぞれの「こうなりたい」を聞ける所長でありたいです。
学習と仕事の両立について、落ち着いて相談できる場も検討したいです。すぐに新しい制度をつくると決めたわけではありません。まずは仕事の進め方や分担を一緒に見て、どこなら工夫できそうかを考えてみたいと思っています。
そのときは、一人の挑戦を支えることで、ほかの誰かに無理が重なっていないかも見たいです。応援を長く続けるには、本人だけでなく、一緒に働く仲間にも納得してもらえる形が必要だと思います。
もう一つ考えたいのは、少しずつ責任のある仕事に挑戦できる機会です。学んだことを仕事で使い、分からなかったことをまた学ぶ。そんなつながりを、事務所の中でもつくっていけたらと思います。
任せるなら、どこまで自分で考えてよいか、どの段階で相談してほしいかも、一緒に確かめたいです。最後だけ見て評価するのではなく、途中で相談できるようにしておく。僕自身の時間の取り方も、見直す必要がありそうです。
まだ、これらを全部整えられたわけではありません。思いがあることと、実際に支えられることの間には、やるべきことがあります。だからこそ、大きな約束を並べるより、まず一つ形にしたいです。
最初の一歩は、次に話す機会に「これから挑戦してみたいことはある?」と聞いてみること。そして、聞いて終わらず、僕にできることを一つ持ち帰って考えることです。
仲間の頑張りを期待するなら、僕も、頑張れる環境を整える側として動きたい。「応援しているよ」という言葉に、日々の行動が伴うように。所長として、ここも一歩ずつ進めていこうと思います。

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