一度やって、終わりにしない。復習でつながる学び。

大学の教室でテキストを持ち、前の学びと次の学びのつながりを説明するオレンジ色のがま口ネコ。左下では同じネコが授業用のテキストを作っている。

今、大学で日商簿記2級を教えています。

授業を進めながら、最近あらためて感じているのが、復習の大切さです。

きっかけは、顧問先に教わったテキストづくり

学習塾をやっている顧問先から、テキストの作り方を教えていただく機会がありました。

その方法を参考に、自分の授業用のテキストを作ってみました。

授業の終わりにそれを渡し、次の授業で内容を解説する。
そんな進め方を始めています。

やってみて感じたのが、「復習って、やっぱり大事なんやな」ということ。前の授業を一度振り返る時間をつくることで、授業のつながりも意識するようになりました。

前の授業と、今回の授業がつながる

授業では、つい「今日はここまで進めたい」という気持ちになりがちです。

でも、少し前に戻って、前回は何を学んだのかを確かめる。
そうすると、今回の内容がどこからつながっているのかを、説明しやすくなります。

簿記は、一つひとつの内容がつながっています。前に習ったことを思い出す時間があると、新しい内容も、その続きとして考えやすくなるのだと思います。

復習は、前の授業と次の授業をつなぐ時間でもある。
そう感じるようになりました。

「一度やった」から、もう一歩

これまでは、一度説明したら、そこで区切りをつけて次へ進むところがありました。

「この内容は、もうやったから」。
そう思っていても、振り返ることで見えてくることはあるはずです。

どこを覚えているか。どこで迷うか。
そこを確かめながら、必要なところをもう一度解説する。そんな時間を、これからも大切にしたいと思っています。

一度やったら終わり、という進め方から、少しだけ脱却できたような気がしています。

教える僕も、教わっている

普段は顧問先から相談を受ける立場ですが、今回のように、僕が教えていただくこともあります。

それぞれの仕事ならではの工夫に触れることは、僕にとっても勉強になります。教わったことを、自分の授業で試せたのも、ありがたい機会でした。

教える内容だけでなく、学んだことをどう振り返り、次につなげるか。
そこまで考えながら、授業をつくっていきたいです。

学生に学んでもらうために、僕も学ぶ。

テキストづくりから、授業の進め方を見直すきっかけをいただきました。これからも、少しずつ工夫を重ねていきたいと思います。

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